プラント内部の見える化ソリューション
各種エンタルピー関数’HEAT’を活用することにより、高精度のヒートバランスが実現し、効率的なオフライン解析を可能にします。 また、容易にプラント内部変数を可視化でき、オンラインでの機器、設備の状態監視(効率やパフォーマンスの劣化監視・診断)を実現できます。先ずは、無料のデータ解析診断から初めてはいかがでしょうか。
石油学会誌ペテロテック2018-No7~2019-No5連載, 同誌2026-Vol49-No.6[燃料ガスヘッダ内移動組成とCO2排出量のオンラインディジタル表示]。工業技術社「技術月刊誌『計装』2020-1月号〜2021-3月号連載」、火力原子力発電技術協会誌2020-7月号[技術紹介]等を参照下さい。
★技術の特徴/強み
・高精度熱力学関数(エンタルピー、エントロピー、発熱量等)を身近なEXCELにアドイン関数と
して搭載し、時系列データ解析、オンライン見える化に活用できるようにしました。
・ファウリングや機器性能劣化の指標の炉効率計算で、誤差や外乱要因を排除し、かつ機器からの
放散熱、流速等の誤差要因を補正するノーマライズ手法を実現し、ファウリング度や、性能の
劣化状態だけを見える化できるようにし、高精度な監視、管理を実現できるようにしました。
<ボイラ/加熱炉/熱交ファウリング度把握での誤差要因と対策例;>
-炉効率計算で、JISや火原協手引き等が示すロス法に存在する誤差要因と対策
(真効率;次の補正を組み込んだ伝熱部分の効率計算の実現)
放散熱が平均的な値 → 放散熱を定量的に算出し補正
外気湿度が平均的な値 → 温度/湿度計による実態に即した燃焼時のヒートバランス計算
O2%からの理論空気比の間違い → O2計が湿式の場合正しい理論空気比を適用
プラントの燃料ガス発熱量固定 → 実際には加熱炉に到達する燃料ガス組成は変動して
いるので、リアルタイムにガス組成が見える化でき
るマルチソフトセンサ(開発済)を適用
エチレン分解炉での反応熱誤差 → 反応熱を算出し炉効率(コーキング度)計算に適用
効率計算値のノーマライズ → 通油量/給水量で変化する流速によって見かけの効率変動
が発生するので、これを性能(ファウリング度のみ)が分か
るようにノーマライズして補正
-熱交換器でファウリング度指標のU値計算での誤差要因と対策(ノーマライズ)
熱交からの放散熱考慮されてない → 放散熱を計算し、U値計算に反映
流速によるU値変動 → 流速を平均的な値の場合のU値に補正
流体性状変化の影響 → 原油等の流体性状変化による熱量変動によるU値変化を補正
(原油TBPカーブの推定ツールを適用;時系列解析、オンライン
計算のいずれも適用可能)
入口温度(粘度変化)の影響 → U値計算で流体粘度変化によるU値計算への影響を補
正する
-製油所/工場からのCO2排出量の正確かつオンラインでの見える化と管理
燃料ガスは工場の燃料全体の約6割を占めます。しかし常時燃料ガスの性状(成分)は変動し
ており、現状では加熱炉の正しい効率評価による劣化診断や、正確なCO2排出量の把握
管理は難しい状況です。 Eテックコンサル開発の「燃料ガス性状のマルチソフトセンサ;
PlantView_FGheader」活用により、組成が変動するオフガスであっても、「正しい加熱炉診断
のための伝熱効率計算」を実現し「今この瞬間に加熱炉/ボイラから何トンのCO2が出てい
るか」を理論的で正確に算出(ロギング)できます。
-TS線図によるボイラ/タービンのビジュアルな監視
エントロピー関数を活用することで、容易にTS線図を描くことができ、オンラインで
のタービン等エントロピー変化での縦線のズレを可視化でき、内部損失の増加による異常
の早期発見、およびタービン出口凝縮度が見える化できるためブレードの摩耗防止の精度
高い運転管理が可能となります。
★どんなところに適用できるか?
Plantヒストリカルデータのオフライン解析
リアルタイムDB(ヒストリアン)等からのヒストリカルデータをEXCELに取り込むことにより、ヒートロス、機器設備の真の効率、ノルマライズドU値等を効率的に計算・解析し、グラフ表示を実現できます。
| 項 目 | 対象設備 | 計算機能、活用項目 |
| 蒸留塔解析 | 2~ 3成分蒸留塔, スチームリボイラ方式 | ヒートバランス, ヒートロス(リボイラ/オーバヘッド), リボイラ真効率(放散熱補正)/経年汚れ、熱損失評価 |
| トレイロード計算、評価、圧力損失からのトレイ汚れ評価 | ||
| 熱交換器解析 | 各種熱交換器 | ヒートバランス熱交換量、U値計算 (流量補正ノルマライズドU値含む), 経年汚れによる熱損失(放散熱補正)、薬品効果評価分析 |
| 加熱炉、ボイラ解析 | 装置産業大型ボイラ,加熱炉用 | ヒートバランス, ヒートロス, 真炉効率(放散熱補正), 燃料原単位等 |
| 発電設備、回転機解析 | コンプレッサー、タービン、ガスタービン、熱併給発電 | エネルギーバランンス, エネルギーロス、機器効率、燃料原単位等 |
| プロセス、装置の熱精算 エネルギー管理 | プロセス装置の熱収支 | エネルギー消費量、エネルギー利用効率、エネルギーロス等の管理 |
-オンラインプラントビュー:PlantView ; オンライン状態監視・診断ソリューション
| PlantView モジュール例 | オンライントレンド監視項目(ヒートバランスから見える化) |
| PlantView-DEPRO(デプロパナイザー) | 蒸留塔(トップ/ボトム分離)
熱収支、リボイラ熱交換量、ヒートロス、 トレイパフォーマンス(各段気液負荷)、リボイラ真効率(放散熱補正)、 塔熱効率、汚れ度、等 |
| PlantView-DEBUTA (デブタナイザー) | |
| PlantView-STAB(スタビライザー) | |
| PlantView-SPRIT(スプリッター) | |
| PlantView-HEATEX (熱交:複数ストリーム) | 熱収支(気液混合対応)、熱交換量、U値 (U値ノルマライズ計算含む)、放散熱補正 等 |
| PlantView-BOILER | 熱精算、熱ロス、ボイラ真炉効率(放散熱補正した正しい伝熱効率) |
| PlantView-FURNACE | 熱精算、熱ロス、加熱炉真炉効率(放散熱補正した正しい伝熱効率) |
| PlantView-FCCREG | 熱収支、触媒循環量(CCR)推定値, C/O, Coke yeald, H2 in Coke, ⊿Coke, 再生塔効率 等 |
| PlantView-FGheader (マルチソフトセンサ) | プラント内燃料ガスヘッダ―内を移動するガス成分内訳(C1~C4,C5,H2,その他)のオンラインディジタル表示。これにより、正しい炉効率計算による診断、工場からのCO2排出量の正確な把握が可能。 |
| その他、ガス/蒸気タービン発電機システム、コンバインド発電システム、コンプレサ等の回転機等 ⇒ 詳細は次の「電力設備オンラインプラントビュー」参照 | 機器、システムのエネルギー収支、エネルギーロス、効率、TS線図 等 個別に対応致します。 |
オンラインプラントビュー(PlantView)のインストール環境
DCS (分散型計装システム)に接続されているオンライン系RTDB (Real Time Data Base = Historian)、運転支援、性状推定、設備診断等のシステムへ実装(アドイン)されたEXCELがあれば、ハードウェアの投資なくそのまま当該システムにインストール可能です。インストールにあたっては当該システムのベンダとの調整は、弊社にてサポート致します。
ンタルピー関数ソフトを搭載し、ボイラ、ガス/蒸気タービン、コンバインド発電設備等の内部変数の見える化、パフォーマンス(効率等)をオンラインで高精度な状態監視、診断を実現します。
リモートからの劣化傾向と効率等の状態監視、診断、点検検査周期の特定に最適です。
例 ・発電設備(ガス/蒸気タービン発電)、コンバインド発電設備のオンライン見える化
-タービン熱落差効率、エネルギーロス監視、初期値からの効率低下診断(放散熱補正)
-エントロピー関数によるランキンサイクル効率計算、オンラインでのTS線図の見える化
・各種ボイラのオンライン見える化
-熱吸収量、ヒートロス、放散熱、燃料原単位監視、診断
真効率計算の提供;伝熱部分のファウリング度を示す値
(伝熱効率;放散熱等を含むいくつかの誤差要因を補正)
・その他:
-復水器のノーマライズ手法による汚れ監視 等
石油学会誌ペテロテック2018-No7~2019-No5連載, 工業技術社「技術月刊誌『計装』2020-1月号〜2021-3月号連載」、火力原子力発電技術協会誌2020-7月号[技術紹介]等を参照下さい。
機器毎のモジュール活用により、効率的にソリューション開発が可能となります。
PlantViewCalc 例一覧
-設備機器の状態監視・診断のリモート化、さらなる高度化へ向けて;
リモートからの効率のオンライン監視は、診断業務の効率化を実現します。
JIS、ASMEといった規格に示されている効率計算法のロス法に含まれる誤差要因(稼働率に応じた放散熱の固定カーブ、O2計が湿式の場合の理論空気率、空気湿度の固定値等)を補正し、稼働率で変動する効率計算値をノーマライズした伝熱部分の効率である真効率(仮称)、すなわちファウリング度のみの変動具合を見える化を可能にすることにより、適正かつ高精度で安価な状態監視(傾向監視)を実現します。
各種流体のエントロピーを計算できるので、ボイラー/タービン、ガスタービン等のT-S線図によるビジュアル監視を可能にしました。断熱効率の変化、蒸気タービン出口の凝縮度等をビジュアル監視できます。
石油学会誌「ペテロテック2018-No.7〜2019-No6[プラントの新しい見える化]連載」等を参照下さい。
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オンラインプラントビュー(PlantView)につきましてご相談などございましたら、E-mailよりお気軽にお問合せください。
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◇「株式会社Eテックコンサル」は、プラント操業効率化を目指して他の「技術コンサルタント」とも連携を取って活動するコンサルティング会社です。
主に次のようなコンサルティングとソリューションを提供しています。
- 技術/製品に関する海外/国内ビジネス連携のサポート
- ヒートバランスツール(EXCELアドインのエンタルピー関数)で、プラントの新しい見える化、論理計算に基づく新ソフトセンサの実現
- プラントのファウリング監視、防止対策に関するFS、対応策提案、ケミカルソリューションとコンサルティング
- プラント操業の競争力強化の為の新視点からの省エネ提案、IoT/AIを活用した装置最適化、自動化、水平/垂直連携した操業管理の革新、計器室統合化/少人数化