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常圧蒸留装置(CDU:Crude Distillation Unit)の新しい視点からの防食/省エネ
常圧蒸留装置(CDU; Crude Distillation Unit)の防食/省エネで、まだまだやれるものがあります。
1). Desalterの最適制御ソリューション
オペレーションの高度な自動化が進展してきている中で、Desalterだけが未だに手動オペレーションのままとなっています。
エマルジョン層測定システムELMS(Emulsion Layer Measurement System)開発適用により、Desalterの内部を見える化し、脱塩状況を定量化することでオペレーションの完全自動化と最適化を実現していきます。（ELMSは株式会社Eテックコンサルから提供されます）
Desalter制御操作ポイント
- ミキシングバルブ差圧
- エマルジョンブレーカの注入量
- 境界液面レベル
- 水注入量
2). 防食制御ソリューション(High-ACCS；High Advanced Corrosion Control System)
統計的モデル（AI活用）にもとづくオーバーヘッド系のｐH推定システムの開発適用により、薬品注入の最適制御を実現していきます。
ELMS(エマルジョン層測定システム）により、デソルタ出口の水分濃度、塩分濃度推定精度が飛躍的に向上し、AIを活用したpHの急変を含めたリアルタイムな高精度予測と適正な制御をご提案します。
- High-ACCS(最適制御システム)は実プラントでの実績があります。
3). 新しい制御システム(ELMS/High-ACCS)の期待効果
- 脱塩率低下、同伴水分量低下による下流設備での防食、省エネ
- ソリッド(固形成分)の同伴量低下による熱交換器等下流設備汚れ、性能低下防止
- ケミカルコストの適正化、低減
4). 主蒸留塔ボトム熱交換器最適クリーングソリューション
- 汚れ防止剤に関するコンサルティング
- 熱交クリーニングシステムに関するコンサルティング
5). DWC(Divided Wall Column) によるLPGマックス回収ソリューション
スタビライザーに新しい蒸留システム(DWC; Divided Wall Column) 適用することによる大幅なLPG回収方法をご提案致します。DWCを適用すると従来と同回収率の場合20~30％省エネが実現できます。
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◇「株式会社Eテックコンサル」は、プラント操業効率化を目指して他の「技術コンサルタント」とも連携を取って活動するコンサルティング会社です。
主に次のようなコンサルティングとソリューションを提供しています。
- 技術/製品に関する海外/国内ビジネス連携のサポート
- ヒートバランスツール(EXCELアドインのエンタルピー関数)で、プラントの新しい見える化、論理計算に基づく新ソフトセンサの実現
- プラントの腐食防食/予知保全（AI/ビッグデータ活用）でのシステム提案、コンサルティングとケミカルソリューション
- プラント操業の競争力強化の為の新視点からの省エネ提案、IoT/AIを活用した装置最適化、自動化、操業管理の革新、計器室統合化/少人数化
